先日メジャーのパイレーツから戦力外通告を受け、現役引退確実視されていた桑田が、現役続行を示唆した。
毎年の恒例行事が、今年は桑田の今後を大きく左右するものになった。右ひじ手術を受けた95年以降、毎年シーズン後に執刀医のジョーブ博士のもとを訪れていた右腕。初めて海を渡ってプレーし、メジャー昇格も果たした今年もこれまで同様、シーズンの“締め”として恩人との再会を果たしたが、思わぬ展開が待っていた。
自宅に招かれた右腕は、玄関に入って握手をした次の瞬間、ジョーブ博士の口から出た言葉に驚かされた。「右足の靴下を脱げ」3月のオープン戦で、じん帯断裂の重傷を負い、その後もテーピングをしなければ投げられない状態にあった右足首の診察が突然、始まった。
「けがをしてから5か月以上たっている今でも、これだけ腫れているのはおかしい。私の信頼している足首の権威に検査をさせて、今後の治療を考えよう。可能なら、できるだけ長くプレーしなさい」
「ジョーブさんからは『こんな状態でよく頑張ったな。よくやったな。ご苦労さん』と言われると思っていた。それが『まだまだ若い。やりなさい』だったんでね」最も信頼するドクターの言葉に、右腕は再びマウンドに上がるよう、背中を押された気がした。
今後、ロサンゼルス市内の病院で受ける検査では、エックス線、MRI(磁気共鳴画像)などの検査を受ける予定。結果次第では手術で完治を目指すことも考えられる。これについて桑田は「もし手術を勧められれば、もちろん受けます」と言い切った。
95年に右ひじじん帯を断裂したときには、医師から「野手に転向するならば手術は必要ない」と言われたが、投手を続けるためにメスを入れることを選択した。「僕が手術をするということは、日常生活のためじゃない。野球をするためです」検査結果によっては、現役続行へ動き出すことを明らかにした。
右足首をけがした当初も、手術で完治を目指すことを一度は考えた。だが「投げ始めるまでに3か月はかかる。シーズンが終わってしまう」と断念。今回は違う。今後手術してリハビリ期間を考慮しても、来年2月中旬のキャンプインには間に合うだけの時間の余裕がある。
「検査結果で、もうダメだと言われれば、あきらめるしかない。でも、そうでないならば、もう一度テーピングをしない状態で投げてみたい。やれるだけのことをやった、と思えなければ決断はできないと思うんです」桑田が野球人生最大の決断へ向け、検査に臨む。
がんばれ桑田!
posted by hidebo at 12:50| 宮崎

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